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zoom RSS スプーナリズム(spoonerism)、頭音転換って面白い?

<<   作成日時 : 2006/05/16 15:17   >>

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オックスフォード・ニューカレッジ大学の学長ウィリアム・A・スプーナー(1844-1930)氏がcrushing blow (壊滅的打撃)を blushing crow (顔を赤らめたカラス)の様にいい間違えた例は数え切れないと言われている。その人の名前を取ってこのような言い間違いをspoonerism(スプーナリズム)といっている。具体的に説明すると、同一文中の二語以上の語頭音が入れ替わってしまう現象をいうが、これは英語に限った話ではない。日本語でもこのような間違いをすることがよくある。マリリン:モンローをモリリン・マンローと言ったり、鉄筋コンクリートをコッキンテンクリートと誤ったりするのがこの類である。話すことを商売にしているアナウンサーでもこの様な間違いをすることが度々ある、先日テレビで女子アナがあの料理人、道場六三郎を紹介するとき、間違って六場道三郎といっている場面を見たが、一瞬間違いに気がつかなかったのだ。この様な間違いは凡人だけの問題ではなさそうだ。英語なので馴染みは薄いが、スプーナー氏が言い間違えた例として、
Give me a well-oiled bicycle(良く油の注された自転車を呉れ) と言うべき所を、
Give me a well-boiled icicle (良く茹でたツララを呉れ)と言ったり、
May I show you to another seat?(別の席に案内しましょうか)と言うべき所を、
May I sew you to another sheet?(別のシーツに縫い付けましょうか)と言ったり、実に沢山の逸話が残っている。スプーナリズムと親戚かも知れないが、山茶花(さざんか)は”さんざか”の読み誤りが定着したのではないかとか、秋葉原(あきはばら)は”あきばはら”を同様に誤ったものではないかとか、言葉にはいろいろ疑問が生じる点が少なくない。確かに語呂の悪いものは淘汰されて言いやすい方に向かうことも当然といえば当然のようにも思える。
スプーナリズムの話題からは離れるが、最近は”ら”を抜いて”食べられない”を”たべれない”と言ったり、全然駄目だ、とか全然読めないというように否定的な表現をすることが前提になっている全然が、最近は肯定形にも当たり前の様に使われている。”全然いい”などと平気で使う人が多くなってきた。私なんか、全然という言葉が始めに出てきたら、否定的な言葉が続くだろうと思って聞くのが習慣になってる人間にとっては、突然肯定形になって終わる話しを聞いていると、頭の中で混乱が生じてどうしようもないストレスを感じる。序にもう一つ他人事(ひとごと)を”平気で”たにんごと”と言う人を見ていると、新聞や雑誌の活字に昔の様にルビを振って貰いたいとつくづく考えてしまうこの頃である。最後にもう一つ、人や物を指すときに奴(やつ)という人が何と多いことか、私個人としては下品に聞こえてしょうがない。辞書にも人や物を乱暴な態度で言う語、となっている。使う人が男だったらまだしも、女性まで平気で”奴”と言っているのを聞くと堪えられない思いである。

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