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zoom RSS (その2) Collins製-真空管式受信機が忘れられない。 

<<   作成日時 : 2014/03/27 16:01   >>

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Collins製-真空管式受信機が忘れられないーー(その1)
http://shige-essay.at.webry.info/201403/article_1.html
で述べたようなHeathkit IG-102で短波帯の周波数を発振させて受信機のキャリブレーションに使う訳だが、何分にもアナログ方式であるため正確に受信機の校正を行うにしても限界がある。
そこで活躍するのが周波数カウンターである。1977年頃に自作した経験があることは(その1)で述べたが、今はもう自作するような気力はない。
当時の雑誌記事の写真はこのようなものだ。
画像の上でクリックするとサイズが大きくなって見易くなります
画像
画像
気合や根性というレベルの話をしても致し方ないのだが、まあ挫けてやる気が消滅したら、ある程度の時間を置いて再挑戦すればいいだけのことだろう。と自分で納得するしかない。
ということで、アメリカから仕入れた signal generator の電源をONにしてみる。目盛り通りの発振周波数であるかどうかは、誰にも分からない。何か比較するものが無い限り無理な話だ。
それを知る方法は周波数がはっきり分かっている放送局の電波を受信できるラジオがなければならない。
AM放送でもFM放送でも構わない。尤もAM放送局の電波はFM放送局のそれよりも遥かに低い周波数である。
兎に角、周波数が分かっている電波をラジオで聞きながら、signal generator のダイアルを回転するとスピーカーからビート音が聞こえてくる筈である。その時のgenerator上のダイアルの目盛りが今、聞いている既知の周波数と一致すれば問題ないのだが、ずれていれば校正(calibration)を行わなければならない。アナログ方式のダイアル目盛りが全ての周波数において合致することなんてあり得ないことは誰でも知っていることだ。
どんなに優れたコリンズ社の受信機でも1Khzである。これ以上の精度を得ることは不可能だ。
そこでディジタル方式の受信機やsignal generator が登場することになるのだが、それは相当あとのことである。
またまた、話が本題から離れてしまったが、元に戻そう。
このアナログ方式のsignal generatorの出力周波数を正確に知る方法はディジタルカウンターを組み合わせるしかないのだ。
そこで自分の住んでいる家から遠くない場所でカウンターを販売している会社がないかインタネットで探していたところ、非常に小型で 高性能のカウンターを製作販売をしている会社を見つけたので、そこから購入することにした。
その会社の名前は、「YS DESIGN STUDIO」という。

送られてきた品物を見て、確かにサイズは小さいが、丸裸のまま使うには一寸抵抗がある。
あっちこっちぶっつけて壊してしまいそうだ。
画像
そこで考えたのが、カウンターより一回り大きいサイズのケースに収納する考えだ。
ただ、問題がない訳ではない。カウンターにはディスプレイ部があってその部分だけはケースに窓を開けて見えるようにしなければならない。長方形の穴を開ける方法はドリルしかないが容易ではないのだ。考える時間は幾らでもある。インタネットで検索しながら他の方法を考えてみよう。
2、3日検討してみた。いろいろあるもんだ。こんな時は本当にインタネットの有り難さを実感する。

ニブラーという道具をご存知だろうか?Nibbler、あえて翻訳すれば「かじる物」とでもいうのだろうか、動詞はnibbleである。「かじる」である。
下の画像がニブラー本体である。
画像

では、その「かじり具合」をご覧頂こう。
先ず穴を開けるアルミニウムの箱に予め穴の輪郭を鉛筆で描いておく必要がある。
画像
穴を開けるスタート地点にはニブラーの頭が入る程度の穴を開けておかなければ水平な板には歯が立たない。直径10ミリの穴を開けておいて、そこにニブラーの頭を入れてかじり始めるのだ。 

画像この画像の様に穴が開き始めると面白くなる。しかしニブラーを掴む力を軽視してはいけない。初めは大したことはないと思っていたが、何度も何度もかじっている内に手が痛くなってくる。どこが痛いかというと、親指と人差し指の間の指の股なのだ。
手の平側にゴムが塗ってある作業用の手袋があるが、あれを使うとかなり痛みが緩和されると同時に滑り止めになっているので作業がし易い。  

画像穴が開いた状態である。

画像穴が開いたところで、丸裸のカウンターをアルミニウムのケースに納めてみた。 
 
画像この状態でカウンターとしての機能をテストしてみることにする。
画像次から次にいろんなハードルが待ち受けているものだ。スムーズにゴールに辿りつけない。signal generator の出力レベルが小さい様だ。カウンターの動作が不安定だ。
こんな時につくづく考えることはオシロスコープを所有したいということだ。オシロスコープさえあれば視覚的に不具合を速く見つけ出すことが出来るという事だ。
何もない現在では、今まで経験してきた知識や勘で推測するしかない。そこで考えたのは、signal generator とカウンターの間に信号レベルを増幅するプリアンプを入れることだ。あの小さなカウンターの隙間に挿入できるほどの小さなプリアンプを自作するしかない。
乗りかけた舟を降りる訳にはいかない。前進あるのみだ。
横浜には電子工作用の部品を売っている店が二三軒しかない。まあ、これでも多い方かも知れない。以前は何でもかんでも秋葉原まで出かけて買っていたが、往復2時間も掛けて部品を買ってくるのは嫌だ。それに秋葉原のガード下にあった何十軒もの部品屋さんは廃業させられてしまったのだ。秋葉原に行く魅力が俄然失われてしまった。十数年前は秋葉原でジャンクを買って来ては分解して、必要なものだけをストックしておくことが多かったのだが、今はそうしたファイトもない。私の部屋の引き出しにはジャンクばかりがぎっしり入っている。
まあ、あれこれ思い出しては懐かしんでいるのだがーーー。
そうだ、近くの部品屋さんを紹介しておこう。電子技術の発展の為にも後継者育成の為にも!
最近はインタネット販売が多くなったので現地に行かなくても買える様にはなってきたが、買う金額よりも送料の方が高いことが多い。尤も横浜から秋葉原に電車を利用するともっと高くつくから一概にどの方法がいいともいえないのだがーー。

1)サトー電気(横浜市)    http://www.maroon.dti.ne.jp/satodenki/index.html
 
2)タック電子(横浜市)     http://tack.shop11.makeshop.jp/
 
3)相模電子(横浜市)      http://www.svx.com/sagami-d/
 
4)シンコー電機(横浜市)   http://www.cqpub.co.jp/cqham/Vacuumtube/shopdata/07.htm
 
 
5)秋月電子通商(秋葉原)  http://akizukidenshi.com/catalog/default.aspx


なんだかんだ言いながら途中まで電車で行って後は脚力をつけるために歩いたりしているので、結局は体にいいことしながら、電子工作に励んでいるのだ。
そこで、出来上がったのが次の画像の様なちっちゃなプリアンプだ。電子技術が発達すると部品が矢鱈と小さくなって自分で半田付けすら出来ないほどなのだ。従って秋葉原の店では素人が半田付けでき程度まで部品レベルを組み上げて販売しているのだ。
この画像の部品がそれだ。

画像
真ん中に陣取ってるのが、トランジスタ10個分くらいが集積されたICだが、それでもピンの大きさや間隔が縮小されていて我々のレベルでは半田付けするのは無理なのでピン間隔の広いソケットに挿して販売している。
こちらとしてはそれを再度小さな基板に乗せて部品を追加して組み立てているわけである。
自作するのも楽じゃない時代になってきたのだ。ここでsignal generator のことだが、真空管式なのでチューブの劣化が心配になってくる。今真空管を購入するのが非常に難しくなってきている。何れ淘汰される運命になるのかも知れないが、ハム無線や何とオーディオの分野でもまだまだ命を長らえているそうだ。
古い真空管を売ってる店で尋ねてみた。「私が真空管を購入すると仮定して、その時点で真空管のGmなどを試験して呉れるのですか?」と、相手が言うには、そんな測定器はないので試験が出来ませんとのこと。
これじゃ新品と思って買ってきたのが中古か使えないレベルの製品である可能性は高いのではないか。
何とも心もとない話ではある。実は私が持っているsignal generator も試験中に発振が停止してカウントしなくなったので、真空管を引き抜いて足の具合を目視していたら、足が黒くなっているのでヤスリで磨いたりアルコールで拭いたり、ソケットの穴を歯間ブラシで磨いたり、曲がってる足をプライヤーでまっすぐ矯正したりしたらしっかり発振する様になったのだ。
尤も真空管内部の銀色に光るターゲットまでが透明になるほど古くはなっていないので安心はしているがーー。
プリアンプのゲインについて話を戻そう。さすが集積度の高いICだけの事はある。一発で30Mhzの発振もカウントするようになった。

画像この画像がプリアンプをカウンターの隙間に実装したものである。
丁度良い具合に収まっている。

画像これが作業風景だ。ドリルなどは不安定な手持ち作業ではなく作業台に固定されたものにしたいのだ。手持ちのドリルがふらつき、穴を開ける物までふらついては良い作業が出来る筈がない。万力だけは机に固定して穴を開ける物を固定はしてるのだがーー、悩みの種ばかりである。しかもマンション住まいでは騒音にも気を使わねばならない。田舎の一軒屋に住みた〜い。外国からの電波もすいすいやってくるような空を持つ田舎に!!!!



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